パスタの種類を 写真で徹底解説!【全38種】

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イタリアのレストランのメニューで困るのが、聞いたこともないパスタがたくさん並んでいること!

そこで、この記事ではパスタの種類をアルファベット順に写真と一緒に紹介します。

この記事の目次から、調べたいパスタの名前をタップ。

そのパスタの写真とミニ解説にジャンプします !

 

ちなみにパスタは、メニューの「Primi Piatti」の欄に書かれています!

★は、よくレストランで見る定番のパスタ!

Agnolotti (アニョロッティ)

ピエモンテ州の名物、詰め物をした四角いパスタ。中身はお肉が定番。

Cannelloni(カンネッローニ)

詰め物をした円筒状のパスタ。リコッタチーズとほうれん草が詰められるのが定番。

Cappelletti(カッペッレッティ)

小さい帽子という意味の、詰め物をした三角帽子の形をしたパスタ。エミリア=ロマーニャ州で有名。

Capellini (カペッリーニ)

スパゲッティの極細バージョン。イタリア語で髪はCapelli(カペッリ)といい、髪のように細いことから。

Casarecce (カサレッチェ)

シチリア発祥の、ツイストされたパスタ。

Cavatelli(カヴァテッリ)

ショートパスタの一種で、ホットドッグのパンをとても小さくした形に似ている。南イタリア発祥。

Conchiglie(コンキリエ)

貝の形をしたパスタ。conchiglieは「貝殻」という意味。ラグー(ミートソース)やリコッタチーズとほうれん草と一緒に食べられることが多い。

また大きいconchiglieはconchiglioniと呼ばれる。

Ditali(ディターリ)

チューブ状の小さなパスタ。スープによく使われる。

Farfalle(ファルファッレ)

蝶の形をしたパスタ。Farfalle(ファルファッレ)はイタリア語で「蝶」の意味。

Fettuccine (フェットゥッチーネ)

幅5-6mmのきしめん状のパスタ

Fusilli (フジッリ)

らせん状のショートパスタ。トマトと合わせられることが多い。またサラダに使われることも多い。

Gnocchi (ニョッキ)

ジャガイモを使ったパスタ。ペストソース(日本ではジェノベーゼソースの名前でおなじみ)やチーズソースと合わせられることが多い。

Gramigna(グラミーニャ)

くねくねとした形のショートパスタ。Gramigna alla salsicciaといってソーセージと合わせられることが多い。

Lasagne (ラザーニェ)

日本でもおなじみの料理。日本でよく言われているラザニア(lasagna)は単数形で、実はシートパスタ1枚を指すため、イタリアのメニューには複数形でLasagne(ラザーニェ)と書かれています。

Linguine(リングイーネ)

ロングパスタの一種で、きしめんのような平たい細いパスタ。定番のパスタで、メニューでとてもよく見るパスタの一つ!シーフードと合わせられることが多い。リグーリア州で伝統的なパスタ。

Maccheroni (マッケローニ)

おなじみの、穴の空いた筒状のショートパスタ。

Orecchiette (オレッキエッテ)

南イタリアでよく食べられるパスタ。Orecchiette(オレッキエッテ)は小さな耳という意味。耳はイタリア語でOrecchi(オレッキ)。

カブの葉と一緒に料理されるのが定番で、Orecchiette con cima di rapa(オレッキエッテ・コン・チーマ・ディ・ラーパ)と書かれていることが多い。

Paccheri (パッケーリ)

太いチューブの形をしたパスタ。元々はカンパニア州のナポリで食べられていたパスタ。ソースに絡めたり、中にお肉などを詰めた料理がある。

Pappardelle (パッパルデッレ)

太くて、平たい形のパッパルデッレ。トスカーナ地方で有名なパスタ。

Penne (ペンネ)

おなじみのショートパスタ。ジェノヴァがあるリグーリア州発祥のパスタ。

Ravioli (ラビオーリ)

詰め物をした、長方形または正方形の四角いパスタ。ちなみに、餃子や点心のことをイタリア語でRavioli cinesi(ラビオーリ・チネージ)と呼ばれています。

Reginette(レジネッテ)

別名「マファルディーネ」(Mafaldine)とも呼ばれる、ナポリ伝統のロングパスタ。平麺で、端がひらひらしているのが特徴。

Rigatoni (リガトーニ)

太めのマカロニで、線が入ったパスタ。

Risoni(リゾーニ)

お米のような形をしたパスタ。イタリア語でお米はRiso(リーゾ)。

Risotto(リゾット)★

日本でもおなじみのリゾット。パスタではなくお米を使った料理ですが、レストランのメニューでは、パスタと同じ「Primo piatti」の欄に書かれていることが多いです。

ミラノでは、綺麗なサフランイエローの、Risotto alla Milanese(リゾット・アッラ・ミラネーゼ)が有名な料理です。

Sacchettoni(サッケットーニ)

中に詰め物がされた、袋のような形のパスタ。
sacchettoとはイタリア語で袋の意味。

Scialatielli(シャラティエッティ)

少し太めのパスタ。アマルフィでよく食べられている。

Schiaffoni(スキアッフォーニ)

太いチューブの形をしたパスタ。Paccheri(パッケーリ)ともとても似ているパスタ。

Spaccatelle(スパッカテッレ)

筒が裂けたような形をしたパスタ。Spaccare(真っ二つに割る)という言葉から。

Spaghetti (スパゲッティ)

おなじみのスパゲッティ。ちなみに日本で定番のスパゲティ・ミートソース、イタリアにはありません!というのも、ミートソース(ラグー)はスパゲッティではなくてタリアテッレというパスタを使用するのがルールだからだとか。

ちなみに、スパゲッティはボンゴレやカルボナーラによく使用されます。パスタの種類とソースの組み合わせには、ある程度のルールがあるようで、イタリア人にこれを教えてもらった時はびっくりしました。

Spaghettini (スパゲッティーニ)

スパゲッティよりもさらに細いパスタ。スパゲッティよりも細い分、茹で時間が短いです。

spaghettini(スパゲッティーニ)よりもさらに細いのが、capellini(カペッリーニ)。

Stelline(ステッリーネ)

小さな星の形をしたパスタ。イタリア語で星はstella(ステッラ)。

Tagliatelle (タリアテッレ)

ひもかわ状で、幅が広いパスタ。イタリア中部、北部で伝統的なパスタ。Tagliatelle al ragù(タリアテッレ・アル・ラグー)という、ミートソースが定番の食べ方。

Tagliolini (タリオリーニ)

ピエモンテ州の伝統的なパスタ。Tagliatelle(タリアテッレ)よりも細い。

Trofie(トロフィエ)

ジェノヴァやチンクエテッレで有名な、リグーリア州でよく食べられるショートパスタ。

ジェノベーゼソースで食べるのが定番。メニューでは、”Trofie al pesto” または “Trofie alla Genovese” と書いてあることが多い。

Tortellini(トルテッリーニ)★

卵を練りこんだ生地に、詰め物をした円形パスタ。ボローニャとモデナでよく食べられている。ravioli(ラビオリ)と少し似ているけれど、トルテッリーニの方が小さく、形は端と端が繋がれて輪っかになっている。

Tortelloni(トルテッローニ)

中に詰め物がされたパスタ。Tortellini(トルテッリーニ)の大きいバージョン。

カボチャ(zucca*ズッカと発音)や、リコッタチーズ(ricotta)が入っていることが多い。

Tortiglioni (トルティリオーニ)

Rigatoni(リガトーニ)と似ているが、より大きい。

Trenette(トレネッテ)

平たい形のロングパスタ。ジェノバのあるリグーリア州でよく食べられる。Linguine(リングイーネ)とほぼ同じ。これもジェノベーゼソース)と組み合わされることが多い。

Tripolini(トリポリーニ)

Vermicelli(ヴェルミチェッリ)

スパゲッティとよく似たロングパスタ。またVermicelli di risoは、お米のヴェルミチェッリ(=ビーフン)。Vermicelli di soia(ヴェルミチェッリ・ディ・ソイヤ)と書かれていたら、しょうゆ味のビーフンなどです。アジアの麺の名前としてもよく使われています。

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