「ドゥオモやガレリアはもう見た！」「何か違うことをしてみたい！」ミラノを訪れるのは２回目以上というそんなあなたは、ぜひこの１１のことにチャレンジしてみて。よりミラノを知って、楽しむことができるはず！
1. 朝のスタートは、Barでブリオッシュとエスプレッソ
イタリア人の朝食の定番といえば、ブリオッシュとエスプレッソ。ブリオッシュとは、要はクロワッサンのことで、ここミラノをはじめとする北イタリアではクロワッサンのことを”ブリオッシュ”と呼びます。イタリア人曰く、朝食は”軽く”がモットーのようで、ブリオッシュやクッキーを数枚食べるのが定番のよう。イタリア人にとって”朝からハムやオムレツを食べるのなんて考えられない！”のだとか。朝、バー（イタリア語でカフェのこと）に行けば、ブリオッシュとエスプレッソをオーダーして、素早く立ったままカウンターで朝食を取るイタリア人の姿を見かけるはず。ブリオッシュには何も入っていないブォータ、マルメラータ（ジャム）、クレマ（クリーム）、ヌテッラ（チョコクリーム）など色々な種類があるので、自分の好みの味を探してみて。
2. 早朝（または夜）の誰もいないガレリアで写真を撮る
ガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレIIはミラノでは外せない観光スポット。しかしいつも多くの人がいて、写真を撮っても背景に関係ない人が写ってしまうことがほとんど。そんな時は、早朝か夜にガレリアに行ってみて。(朝は7:00前、ディナー後の23:00以降など)驚くほど人がいなくて、素敵な写真が撮れるはず。ガレリア周辺の治安は比較的いいですが、そこまでたどり着くまでの治安には十分注意することを忘れずに。
3. スカラ座のパフォーマンスをたった11€で観る
スカラ座でオペラやバレエを見てみたいけれど、値段が…という人もいるはず。そんな時は、当日券のガレリア席（一番上の階の席）を試してみて。
チケットの購入方法は特別で… （通常とは異なります！）
①まずは13:00にスカラ座の左手にあるチケット売り場の周辺に向かう。そこで、スカラ座の係員が名簿を持って待っているので、係員に自分の名前を伝えましょう。
②その後、17:00に再び同じ場所に戻り、係員から番号が書かれた小さな紙を受け取ります。
③さらに17:30にようやくチケットを購入する窓口が開き、先ほどもらった紙に書かれた番号中にチケットを購入します。
＊パスポートなどの身分証明証の提示を求められる場合があります！
チケットを買うまでの道のりは長いけれど、たった11€で天下のスカラ座が楽しめるのだから、コスパは◎です。
4. ファッション好きはチェックすべきミュージアム
ファッションに敏感なミラネーゼは、ミュージアムに行くのも欠かせません。なぜなら、アートとファッションには切っても切り離せない関係にあるから。Mudecというミュージアムは期間限定の展示を主に行うミュージアムで、最近ではフリーダ・カーロ（画家）、バンクシー（ストリートアーティスト）、スティーブ・マッカリー（フォトグラファー）などの展示を行いました。私がファッションの学校に行っていた当時、先生からよくMudecをチェックするように言われていたくらい。ブレラ絵画館などのルネサンスアートを観るだけではなく、こちらもぜひチェックしてみては。
Mudec ムデック
Via Tortona, 56, 20144 Milano マップで見る
ウェブサイトhttp://www.mudec.it/eng/
5. スクーターをレンタルして街を巡る
今ミラノでは、バイクシェアリングをはじめ、気軽にレンタルできる交通手段が人気。中でもオススメなのがスクーターシェアリングとキックボードシェアリング。アプリをダウンロードして、地図上に表示される利用可能なスクーター（またはキックボード）を見つけ、乗ってみて。自分の好きなところで降りることができるので、移動は簡単。ミラノは小さな街なので、トラムやバスの交通機関を使うよりも早く目的地につける場合も。キックボードは免許がなくても使用することができるので、観光にもぴったり。
Helbiz （キックボード）
ウェブサイトhttps://helbiz.com/
Mimoto （スクーター）
ウェブサイトhttps://mimoto.it/
6. ディナーの前はもちろんアペリティーボへ！
イタリアで必ず試して欲しいのが、このアペリティーボ。アペリティーボとは、ディナーの前にバーに行きドリンクを楽しむことですが、イタリアではドリンクを１杯頼むと、オリーブやチップスをはじめとするスナックが付いてきます。ミラノの多くのバーでは、このスナックがとても充実していて、驚くぐらいたくさんの食べ物が出てきます！ビュッフェ形式（食べ放題！）になっているところも多く生ハム、チーズ、フォカッチャ、パスタ、ピザ、フルーツetc…たった１０€ほどでドリンク１杯と食べ放題を楽しむことができます。
おすすめのアペリティーボ・スポットはこちらをチェック↓
【ミラノのアペリティーボ】ぜひ行ってみてほしい シーン別おすすめアペリティーボ・スポット１０
7. バーでスプリッツを飲む
日本では乾杯の１杯目にビールが定番なように、イタリアではこのオレンジ色のカクテル”Spriz” （スプリッツ）が定番。アペロールというリキュール、プロセッコ（スパークリングワイン）、を炭酸水で割ったもの。アペリティーボの時間にバーを通りかかると、必ず見るドリンクです。味は少しビターなオレンジで、ワインが苦手という人にも飲みやすいドリンクなので、ぜひトライしてみて。
8. ニュースタイルなミラノ流”SUSHI”を食べる
ミラネーゼが今とりこになっているのは、間違いなく”SUSHI”。街を歩いていれば、通りに一つは寿司レストランがあると行っても過言ではないくらい、寿司ブームは止まりません。寿司レストランの多くは中国人経営ですが、このブラジリアン・ジャパニーズレストラン”Temakinho”では、ウラマキを始めとしたニュースタイルの寿司を楽しむことが出来ます。見た目もカラフルで楽しい、”日本では”味わうことが出来ないニュースタイルの寿司を、一度試してみては。
Temakinho テマキンホ
Via Guglielmo Marconi, 4, 20122 Milano
ウェブサイトhttps://www.temakinho.com/
（ドゥオモ周辺やナヴィッリエリアをはじめ、ミラノに５店舗）
9. ディナーのあとはジェラテリアへ寄り道
もちろん、街を歩きながらおやつの時間にジェラートを食べるのもいいのだけれど、ディナーの後にぜひジェラテリアに足を運んでみて。そこはたくさんの人で溢れているのできっと驚くはず。特に夏場は深夜12:00近くまでやっているジェラテリアも多いので、レストランやバーに行った後の締めに最適。
オススメのジェラテリアはPavè、Alberto Marchetti、Rivareno
Pavè パヴェ
Via Cesare Battisti 21, Milano
ウェブサイトhttps://www.pavemilano.com/en/ice-cream
Alberto Marchetti
Viale Monte Nero 73, Milano
ウェブサイトhttps://www.albertomarchetti.it/
Rivareno
Viale Col di Lana, 8, 20136 Milano
ウェブサイトhttps://www.rivareno.com/en/
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10. ファッションウィーク
ファッションの街ミラノは、年に２回開催されるファッションウィークの期間中（２月と９月）、特に盛り上がります。ファッションショーはインビテーションがないと見ることが出来ないのですが、少しでもファッションウィークの雰囲気を味わってみたい人は、このサイトのカレンダーをチェックしてみて。何時に、どこで、どのブランドのファッションショーが行われるかチェックすることができるので、ファッションショーが始まる時間帯前後に会場に行けば、有名エディターやスタイリスト、インフルエンサー、モデルを間近で見ることが出来ます。（運が良ければ…！）
Camera Moda （ミラノ・ファッションウィーク オフィシャルサイト）
ウェブサイトhttps://www.cameramoda.it/en/milano-moda-donna/
11. 第1日曜日に無料でミュージアムを楽しむ
芸術の国イタリア。ここミラノにも数え切れないほどたくさんの美術館があります。少しでもお得に美術館を楽しみたければ、毎月第一日曜日に行くのがオススメ。公立の美術館と、一部の私立美術館を無料で楽しむことが出来ます。下記が第一日曜日に無料で入れる美術館リストです。
ブレラ絵画館 Pinacoteca di Brera ★オススメ
Via Brera, 28 – Milano
日曜日の開館時間：8:30-19:15
２０世紀美術館 Museo del Novecento ★オススメ
via Marconi 1 – Milano
日曜日の開館時間： 9:30 – 19:30 (最終入場時間18:30)
アルマーニ・シロス Armani/Silos
Via Bergognone, 40
日曜日の開館時間: 11:00-19:00
Acquario e Civica Stazione Idrobiologica Milano
Viale Gadio, 2 – Milano
日曜日の開館時間: 9:00-17.30 (最終入場時間17:00)
Casa Museo Boschi Di Stefano
Via Giorgio Jan, 15 – Milano
日曜日の開館時間: 10:00-18:00
(グループでの入場の場合、予約が必要)
スフォルツェスコ城 Castello Sforzesco
Piazzale Castello, Milano
最後の晩餐 Cenacolo Vinciano
Piazza Santa Maria delle Grazie, 2 – Milano
日曜日の開館時間: 8.15-19:00 (最終入場時間18:45) ＊要予約
考古学博物館 Civico Museo Archeologico
Corso Magenta 15 – Milano
日曜日の開館時間：9:00-17:30 (最終入場時間17:00)
Galleria d’arte moderna di Milano
Via Palestro, 16 – Milano
日曜日の開館時間：9:00-17:30 (最終入場時間 17:00)
Gallerie d’Italia
Piazza della Scala 6 – Milano
日曜日の開館時間：9:30 – 19.30 (最終入場時間18:30)
Museo Studio Francesco Messina
Via S. Sisto, 4/a – Milano
日曜日の開館時間：10:00 – 18:00
Museo civico di Storia naturale di Milano
Corso Venezia, 55 – Milano
日曜日の開館時間：9:00 – 17:30 (最終入場時間 17:00)
Musei del Castello Sforzesco
Piazza Castello – Milano
日曜日の開館時間：9:00 – 17:30 (最終入場時間17:00)
Museo del Risorgimento e Laboratorio di storia moderna e contemporanea
Via Borgonuovo, 23 – Milano
日曜日の開館時間： 9 :00-13:00, 14:00-17:30