ミラノのSUSHIブームに迫る! ミラネーゼに大人気の寿司レストラン 「Temakinho」とは?

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ミラノを歩いていてすぐに気づいたことが「寿司レストランの数の多さ」!通りに1件寿司レストランがあるのではないかと思うくらい、本当に多いのです。そう、ミラノでは今空前の寿司ブーム!今回はその中でも大人気なレストランの一つ「Temakinho」を紹介します。ミラノ観光中に「パスタやピザばかりで飽きた…」なんて時はぜひお試しを!

ミラノの食のトレンドはSUSHI

そもそも、ミラノの食のトレンドは「寿司」!ミラノを歩いていると寿司レストランが数え切れないほどあります。北イタリアと南イタリアを比較したコメディ映画「べンヴェヌーティ・アル・ノルド」(Benvenuti al nord) でも、南イタリアからミラノへ転勤となった主人公に、新しいミラネーゼの上司に歓迎のディナーで寿司を振る舞うシーンがあるくらい、ミラネーゼは寿司が大好きなのです。

寿司を振舞うミラノの上司とそれに戸惑う南イタリア出身の主人公(Benvenitu al nordより)

ブラジリアン寿司レストラン「Temakinho」(テマキンニョ)

「テマキンニョ」はブラジリアン寿司レストランで、ミラノに数多くある寿司レストランの中でも、ミラネーゼから今絶大な人気があります。

写真で見て分かる通り、私たちが想像する、日本の”寿司”とはかけ離れています。New Sushiという新しいスタイルの寿司があると思ってチャレンジしていただけたら嬉しいです。太巻き、細巻きなどのロールがメイン。握り寿司はほとんどありません。(なので、日本の寿司を食べれると期待して行かないでください…!笑)

ブラジルらしいカラフルなSUSHIは見た目が楽しめるだけでなく、新しい味わいです。中にはマンゴーが使われているロールもあり、日本では絶対に食べれない?!寿司を味わうことができること間違いなしです。

店内もオシャレで可愛い!

さらに注目したいのが、インテリア。SUSHIに負けないくらいカラフルで可愛い色使いの店内。ネオンサインも可愛いくて、インスタ映え間違いなし!

私は最初、イタリアの寿司を受け入れることができなかったのですが、「これは”寿司”じゃなくて”SUSHI”なんだ!日本のものではなく新しい食べ物だ!」と考えを変えたところ、ミラノのユニークなSUSHIが好きになりました!ミラノのSUSHIはとってもフォトジェニックで可愛いです。

ちなみにミラノの寿司レストラン事情はというと、ほとんどは中国人が経営しています。そして、食べ放題のスタイルが多いです。ランチ12ユーロ、ディナーは20ユーロほどで好きなだけ食べられます。中国人が経営しているので、寿司の他にもチャーハンや春巻きなどの中華料理も食べ放題というレストランが多いです。テマキンニョは食べ放題ではなく、ロールを一本ずつオーダーする形式です。(残念ながら、ミラノでは日本人が経営する寿司屋に出会えるのはわずか…) 私たち日本人にとっては、日本人か中国人が経営している寿司レストランか簡単に見分けがつきますが、残念ながらイタリア人には難しいようです。さらに、握り寿司ではなくロール(巻き寿司)が”定番の寿司”だと思っているイタリア人が多いようです。

Temakinho テマキンニョ

ミラノに5店舗、フィレンツェやローマなどイタリアの5都市、さらにロンドンとイビザ島にも店舗あり。(詳しいロケーションはウェブサイトをチェック)

https://www.temakinho.com/

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