1 ビーチでくつろぐ
ニースのビーチは砂ではなく石のため、水の透明度はトップレベル。足下を見ると透き通るほど綺麗な透明なこの水は、ニースの青い空を反射して、遠くを眺めるほどより青く見えます。
パブリックビーチとプライベートビーチ
ヨーロッパのビーチで特に多いのが、パブリックビーチ(公共のビーチ)とプライベートビーチの2種類に別れていること。
簡単に言うと、プライベートビーチとは、上の写真のように、サンベッドが用意されている場所のことで、サンベッドやパラソルを借りるためにレンタル料を払います。または、ホテルなどが所有しており、ホテルの宿泊者を対象にしたビーチの場合もあります。
一方のパブリックビーチは、サンベッドも何もないビーチのことで、誰でも無料で使用することができます。私はいつもパブリックビーチを利用します。
ニースのビーチでは、私は石の上にそのままビーチタオルを敷いて寝っ転がりました。石なのでちょっとごつごつが気になりましたが、慣れれば平気でした。
気になる方は、プライベートビーチでサンベッドを借りて寝っ転がるのがおすすめです。プライベートビーチはニースの海岸には数多くあります。
近くのマルシェでフルーツと雑誌を買っていけば、日中ずっとのんびりと過ごすことができます。
Villefranche-sur-Mer (ヴィルフランシュ=シュル=メール)
Villefranche-sur-Merは、ニース駅(Nice Villle)からわずか2駅の場所にありますが、砂のビーチを楽しむことができます。
そして、ニースのビーチよりも隠れ家的なため、人も少なくとても落ち着いた場所です。静かにゆっくりと海を楽しみたい人にとてもおすすめです。
ビーチは駅の目の前にあり、徒歩3分ほどです。
Plage Villefranche-sur-Mer
23 Prom. des Marinières, 06230 Villefranche-sur-Mer
2 海を眺めながら…
Babel Babel (バベル・バベル)
Babel Babelは、フランス版Vogueでオススメされていたバーで、海の目の前にあります。
おしゃれなカクテルと、新鮮な食材を使用したタパスを楽しむことができます。
私は、スプリッツと、タコのサラダ(Salade de poulpe)をオーダーしました。
Babel Babel
メニューはこちらから(フランス語・英語)
2 Cité du Parc, 06300 Nice
Topaze Bar (トパーズ・バー)
また、海を見ながら朝食を楽しみたければ、Topaze Barがおすすめ。
Topaze Bar
47 Quai des États-Unis, 06300 Nice
3 旧市街を歩く
イタリアの建築スタイルの特徴であるカラフルな建物が魅力的な、素敵な街並みの旧市街 (Vieille Ville)。おみやげ屋さんを覗いてみたり、午前中に広場で開かれるマルシェを見てみたり、カフェに入ってみたり。計画なしに、ただブラブラ歩くだけでも十分楽しむことができます。
4 ニースを味わう
Bocca (ボッカ)
こちらもフランス版Vogueでおすすめされていて、とてもオシャレだったのが、Boccaというレストラン。
ルーフトップがおしゃれなレストランで、1階が入り口、2階におしゃれな屋内の席があり、その上にルーフトップとなっています。
ルーフトップで食事をしたい場合、予約をすることをお勧めします。
タパスバーであるため、気軽に数種類の料理をシェアして食べることができます。もちろん、ソロトラベラーの方でも大丈夫です。
私は、ニースの料理で有名なファルシ(Farcis)を頼みました。
ファルシは野菜の肉詰めをしたものを、オーブンで焼いたものです。野菜は、ズッキーニ、パプリカ、なすが使われていました。
とても美味しかったです。
Bocca Nissa
予約はこちらから(フランス語・英語) https://www.boccanissa.com/
3 Rue Saint-François de Paule, 06300 Nice
Marché du Cours Saleya (クール・サレイヤ市場)
Marché du cours Saleyaでは、新鮮な野菜や果物、またニースならではのスパイスや石鹸、食器などを色々と見ることができます。
その中でも、市場で気軽に試すことができるニースの名物料理の一つが、ソッカ(Socca)。ソッカはクレープのような見た目で、ひよこ豆の粉とオリーブオイルを釜で焼いたもの。とてもシンプルな味わいです。
マルシェをぶらりしてソッカを買い、ビーチの前にあるベンチで食べるのもおすすめです。
Marché du Cours Saleya
06300 Nice
5 イタリアを味わう
ニースに来て驚いたのが、フランスなのにどこかイタリアらしさを感じてしまうこと。
建物がイタリアのリグーリア地方にそっくりだったり、(特にカモッリという街に似ています!)あちこちにイタリアンレストランやジェラテリアがあること。
さらにイタリアンポップや、イタリアでよく耳にしたレゲトンミュージックが聞こえてきました。それもそのはず、ニースは19世紀までイタリアの領地だったからです。今ではニースはフランスの街ですが、イタリアの国境近くでもあることから、イタリア人の観光客も多いようです。
私はイタリアに2年間住んでいたので、街を歩いているだけで、どこかノスタルジックな気分になりました。
というわけで、ニースではフランスにいながら、本場イタリアの味を楽しむことができます。
Molo 26 (モロ 26)
イタリアンレストランで私が試してみたのが、Molo 26。イタリア人が経営するレストランです。
ぜひパスタを試してみてください!
私はシーフードのカラマラータ(Calamarata ai frutti di mare)をオーダー。カラマラータとはパスタの1種で、イカ(イタリア語でカラマーロ)の輪切りににていることから名付けられました。
Molo 26
26 Cours Saleya, 06300 Nice
Arlequin Gelati (アルルカン・ジェラーティ)
また、街を歩いていてあちこちで見かけるジェラートは、イタリアの代表的なスイーツ。暑い日には絶対食べたくなってしまいます。
特に感動的にだったのが、Arlequin Gelatiのジェラート。ニースの数あるジェラテリアの中でも、まさにイタリアのGelati Artigianali(手作りジェラート)の味でした。
ピスタチオ味(フランス語でピスタッシュ)が特におすすめです。
Arlequin Gelati
9 Avenue Malaussena, 06000 Nice
6 日の出・夕日を見る
日の出・夕日の時間帯のニースの空と海は、言葉に表せない美しい色になります。ニースのビーチでは、日の出・夕日共に見ることができます。
日の出をビーチから見る際は、山があるため、日の出時刻の約20分後からこのような景色を見ることができます。
夏のニースの日の出時刻は7:00ごろのため、日本のように早朝ではありません。(実際、私がこの景色を見たのは7:30ごろでした)なので、早起きが苦手な方も日の出を見るチャンスです。ぜひチャレンジしてみてください!
Bellanda Tower
日が沈む時にはBellanda Towerへ行くのがおすすめです。
ニースの街全体とビーチ、さらに沈んでいく夕日を一緒に見ることができます。
日没時刻の20分前ごろからBellanda Towerへ向けて登り始めると、ちょうど良いタイミングで夕日を見ることができます。
日没前後のニースの空は、コットンキャンディのような淡いピンク色になります!ぜひ見てみてください。
Bellanda Tower
06300 Nice